寒くなってきました。家を建てる際に床暖房を考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで床暖房を考えている方に、メリットやデメリットについてご紹介したいと思います。
■床暖房とは
床を温めている暖房の事です。
床から温かい空気が上がっていくことで、部屋の中を均一に温められることが出来ます。
温める方法には2種類あり、温水式と電気式があります。
・温水式・・・電気・ガス・灯油の3種類で水を温め、床下の配管を旋回します
・電気式・・・床下にホットプレートのような熱電線を張り巡らすことで暖めています
■メリット
・部屋の中を均一に温められ、温かさを感じやすい
・電気ヒーターやストーブなどのように触ってもやけどの心配はない
・エアコンのように風が出ないので、息苦しさを感じる人にはよく、ほこりが舞い上がりにくい
■デメリット
・床暖房の費用以外に施工費なども別途でかかるため高コストである
・即効性がなく、暖かくなるまでに3時間ほどかかってしまう
・表面温度が高くなるため、低温やけどをすることがある
・年に1回不凍液の補充の必要があり、5~10年に1回全量交換しなければならず、定期的にメンテナンス費用がかかる
・故障した場合には、修理費が高額になってしまう
▼価格比較
エアコン、温水式と電気式の床暖房とで価格比較してみました。
・初期費用
エアコン→10~15万ほど
電気式床暖房→30~40万ほど
温水式床暖房→50~60万ほど
・光熱費(一ヶ月)
エアコン→4,100円ほど
電気式床暖房→6,100円ほど
温水式床暖房→2,800円ほど
やはり初期費用は床暖房の方が高額になり、光熱費は温水式の床暖房であれば比較的低コストで済みます。
▼まとめ
床暖房は設置すると快適かと思いますが、メリットもデメリットも同じぐらいあります。
費用もかなり掛かってしまうため、慎重に判断することをお勧めします。