家の第一印象が決まると言われる外壁材ですが、種類や選び方などどうしたらいいのか悩みますよね。
そこで今回は、注文住宅の外壁材の種類や選び方についてご紹介します。
▼外壁材の種類
外壁材の種類は主に6種類あります。
■窯業系サイディング
7割以上の住宅が窯業系サイディングを使用しているものを窯業系サイディングと言います。
無機物や繊維を混ぜてセメントに成型し、工場などで石積み風やタイルのデザインにしていきます。
メリット
・デザインのバリエーションが豊富である
・耐候性に優れている
デメリット
・色褪せが目立つ
・コーキングが劣化する
■金属サイディング
アルミニウムや鉄の板版に発泡系樹脂断熱材(補強材)として形成した物を金属サイディングと言います。
メリット
・地震に強い
・耐久性が抜群
デメリット
・コスパが良くない
・外部からの刺激に弱い
・コーキングの箇所が減る
■タイル
石材や粘土を細かく砕いて焼き固めて作るものをタイルと言います。
メリット
・モダン系やアメリカンなど様々な演出しやすい
・高級感がある
デメリット
・高価である
・コーキング部分の劣化がある
■塗り壁
左官職人の刷毛やコテの使い方で、自然な仕上がりが特徴です。
メリット
・温かみのある雰囲気を演出できる
・自然な風合いが出せる
デメリット
・汚れが目立つ
・塗り替えのメンテナンスが必要
・ひび割れが発生しやすい
▼外壁の色選びのポイント
外壁の色選びに失敗しないために、押さえておくべきポイントをご紹介します。
■面積効果に注意する
カタログと実物では色が異なっていた、という話もよく聞きます。
同じ色であっても、大きい面積と小さい面積で色を見た場合、見え方が違ってきます。
このことを面積効果と言います。
外壁は面積が広いので、面積効果によって色が異なることをあらかじめ頭に置いておきましょう。
外壁材は家の第一印象が決まると言われているものなので、種類や色選びは慎重に決めることが大切です。